2012.12.10. 猛吹雪
今年の12月は例年になく寒さが厳しく、雪も多いようです。降っては溶けを繰り返しながら秋から冬へと季節が移り変わり、心構えも出来てくるのですが、今年は残暑が終わったかなと思ったらいきなり冬になってしまいました。
特に雪が多いのが今年の特徴で、みるみるうちに1m以上の積雪に。1月の分もまとめて降ってくれたのならいいんですが。それにドカッと降った後には決まって強風が吹き、前が見えないほどの猛吹雪になります。そういう日は暖かい部屋でゆっくりと仕事、なーんてことが出来ないのが牛飼いで、どんな悪天候でも外で牛達の餌やりが待っています。
それと風がおさまった後の除雪。2台のショベルローダーがフル稼働で2時間近くかけて牧場内をきれいにします。夏の草刈りから解放されたと思ったら、冬の除雪が始まります。大変だけどまた冬ならではの楽しみもいっぱいです。
ホワイトクリスマスにスキーやスノーボード、かまくら作りにスノーモービル。そして冬山登山にわかさぎ釣り。その他数えたらきりがないくらい。この冬も思いっきり楽しむぞ~!
2012.11.28. 秋サケ定置網漁
毎週通ってる紋別家畜市場は、トムラウシから北へ約250㎞の距離にあるオホーツク海に面した港町にあります。ズワイガニの水揚げが北海道一番で、「かに道楽」をはじめとする全国のかに専門店へ毎日送られています。8月から始まったサケ漁も今年は豊漁でそろそろ終わりに近づいてきました。長年通っていると漁師の親方とも仲良くなり、一度船に乗って漁を見学したいとお願いしていたところようやく念願がかない定置網漁に同行させてもらうことになりました。
前夜はお酒をひかえめにして、朝3時に港に集合。この日は風が強く、立っているのも大変なほど揺れる船に少々ビビりながら真っ暗な荒波の中を進んで行き、約1時間程で定置網に到着。若者から年配の乗組員総勢13人で力を合わせて網を引いていきます。しばらくすると網の中で元気よく飛び跳ねる魚が見え始め、クレーンを使って船に引き揚げられました。サケマスの他にもホッケやタラ、サバにイカなどが混ざり、ことしは水温が高いせいでブリやマンボウもよく入ったそうです。3カ所の定置網を4時間ほどかけてまわり、最盛期ほどではないものの3,000本ほどの秋サケが獲れ漁は終了。なかなかできないいい経験をさせてもらいました。
お礼に持参したジャージー牛肉を差し出すと、みやげにと獲れたてのサケをもらい、山の幸と海の幸の物々交換になりました。もうすぐ流氷が来るので春まで漁は休みだそうですが、また乗せてもらえるのを楽しみに紋別へ通います。
2012.11.3. 福島県南相馬市復興支援
東日本大震災後、被災された方々にジャージー牛を使ってなにか出来ないかと考えていたところ当牧場の福島県南会津町出身、湯田専務の実家のお父さんを通じて南相馬市原町区の栄町商店街と連絡が取れ、11月3日の復興セール抽選会の賞品や会場で配る牛汁として使っていただくことになりました。
従業員みんなで少しでも早い被災地での復興を願い、ジャージー牛1頭分を小分けにして発送しました。そして当日は湯田専務が南相馬市を訪れ、商店街の方々のお手伝いをするとともに現地の状況を見て来ました。
震災そのものの被害もまだいたるところに見られたようですが、やはり原発の影響で家に帰ることが出来ない人達が大勢いて、自然の脅威以上に人間の作った原発の恐ろしさをよりいっそう思い知らされたようです。でもジャージー牛を受け取ってもらったときに 「遠いところからありがとう」とか「牛汁おいしかったよ」とあたたかい声をかけてもらい反対に元気をもらって帰ってきました。
来年もまたやります。南相馬市のみなさん楽しみに待っていてくださーい。
2012.10.13. 北海道畜産公社 十勝工場
関谷牧場で生産されるジャージー牛はなぜ美味しいのか?ホルスタイン種や黒毛和牛との違いは何なのか?
日本でもまだ数か所でしか肥育されていないジャージー牛の肉質についてはまだ解明されてない点が多く、当牧場においても一番頭数の多い岡山県総合畜産センターの研究報告をもとに紹介してきました。
しかしやはり北海道のトムラウシと岡山では、気候や牧草の種類も異なることから、新得町にある北海道立新得畜産試験場のお世話になり「トムラウシ☆ジャージー」の肉の特性を科学的に解明することになりました。
まず始めに帯広畜産大学の口田教授にお願いして、枝肉の写真を最新の機器を使って撮影し、また旨味成分である脂肪酸組成を調べるために、北海道畜産公社十勝工場で屠畜した牛のサンプリングに行って来ました。何百とある枝肉の中からジャージー牛を探し出し、先生と学生さんがてきぱきと作業を進めて行きます。興味深かったのは一頭のジャージー牛の脂肪の色が見事に黄色く、まず他の品種の牛では見られないとのことでした。
まだまだ始まったばかりで知りたいことも山ほどあります。これからもたくさんの人達のご協力とご指導を受けながら「トムラウシ☆ジャージー」の旨さの秘密を解き明かしていきたいと思っています。
2012.9.12. 食の大商談会 in Tokyo 2012
北海道と南九州の逸品を一同に会し、首都圏から全国に発信して行くという大商談会が、池袋のサンシャインシティで行われたので、自慢のジャージー牛肉と、コンビーフ、ソーセージを持って行ってきました。
北海道からは約120社の出店、南九州から50店。大企業から関谷牧場まで様々な食が集まり、それはそれは貴重で大変有意義な体験をしてきました。試食品の調理のために、トムラウシのシェフ、伊東さんにも同行していただきました。 最初は緊張のためか、前夜の飲み過ぎの為か、なかなか声が出なかったのですが一口試食してもらうとほとんどの人が 「うまいねー!」 という反応。わがジャージー牛は舌の肥えてる業者さんにもわかっていただけたと自信を深めたと共に、最高に嬉しい二日間になりました。
夜は東京でジャージー牛を使っていただいてるレストラン、神宮前のフランス料理店<ル・ゴロワ>、恵比寿のステーキハウス<ゴッサムグリル>で直接シェフにお話を伺うことが出来、本当にいい時間を過ごすことができました。
しかし東京の人の多さにはびっくり。やはり暮らすには田舎が一番だと改めて感じた旅になりました。
2012.9.2. お祭り
毎年9月の第一日曜日には富村牛神社の秋祭りが行われます。前夜祭の子供花火大会では、ほとんどの地域の子供たちが集まり、手持ち花火や打ち上げ花火で、賑やかに祭りの雰囲気を盛り上げました。
当日の朝は早出して牛の世話を終わらせ、半纏に豆絞りで神社に集合。町内会一同でお参りを済ませ、神主さんのお祓いをうけていよいよ神輿の出発です。子供神輿と大人の神輿、約一時間かけて各家を回り、町内会長が今年一年の幸せを願う口上を述べ交流館に戻り着いた時には、さすがトムラの若者達ももうぐったりです。
そこで待っているのがキンキンに冷えたビール。この日は真夏の暑さで火照った身体には最高ーです。これがあるからやめられなーい!
一息ついたら出店の準備に取りかかり、各家自慢の食べ物や、遊びの店が出ます。ちなみに関谷牧場では、生ビールとジュース、かき氷屋、焼き鳥豚串、お面と型抜き、そして今年から新登場のジャージー牛丼と盛りだくさんです。約20軒ほどの出店で、夕方涼しくなるまで楽しいひとときが続きました。夕方の餌やり、大丈夫かなー?
2012.8.23. かりかち号
毎週木曜日、関谷牧場のスタッフにはささやかな楽しみがあります。それは新得町の移動図書館「かりかち号」が庭先まで来てくれて、頼んでおいた本や最近注目されている本を選んで持って来てくれることです。
トムラウシ地区は、町の図書館から約40㎞以上離れていて、車でも一時間近くかかります。そこで新得町の粋なはからいで、各家を巡回し、読みたい本のリクエストにも応えて貸し出してくれています。
よく借りるのは、自然や動物、アウトドア関係、その時期に話題になっている新刊。またうちで飼っているペット達の専門書等々です。そして若者達のために、コミックもどっさり置いていってくれます。今まで人気があったのが、「ブラックジャック」「こち亀」「三丁目の夕日」など数えたらきりがありません。本に親しむのはいいこと。でもあまり夜遅くまで読んでると明日の仕事、しんどいよー!
2012.8.10. 仔牛の導入準備
牧場の仕事の中で、大きなをウェート占めているものに仔牛を導入するための準備があります。具体的には、仔牛を導入後45日間入れるカーフハッチ(犬小屋を少し大きくしたようなもの)の洗浄と消毒、設置です。
使い終わったカーフハッチを洗い場まで運び、高圧洗浄機でこびりついた糞尿を洗い流し、消毒します。人間でいえば、生まれて間もない赤ちゃんが暮らす家みたいなものなので、残っていた雑菌によって病気にならないように細心の注意を払います。ハッチの設置場所も、きれいに掃除をしてから石灰をまいて消毒し、設置します。
この日のハッチ洗い係はジョナサンです。天気もよく暑いので、洗浄機の水しぶきが気持ちよさそうです。時々飛んでくる糞が少し気になりますが・・・。
洗い終わったハッチは、またミニショベルで運び、きれいに並べ、最後におがくずを敷いて、仔牛の新居の完成です。毎月250頭分の準備をするので、毎日誰かが携わる大事な仕事です。
ジョナサン、今はいいけど冬になると-15℃の中でのハッチ洗いだよー!覚悟しときなよー。
2012.7.26. トムラウシ登山
トムラウシ少年グリーンクラブの団員が一番楽しみにしている行事、それはトムラウシ山登山です。
地元の子供達を、一度はこのトムラウシにある名峰トムラウシ山に登らせようと12年前から始まった一大イベントです。大人でもかなりハードな山行で、3年前には一度に8人の登山家が亡くなり、悪い意味で日本中に名前が知れ渡った山です。
しかししっかりした計画と装備、無理のないペースで登れば小学生でも大丈夫。
今年は中学生2人、小学生5人、大人10人という大パーティーで一泊二日の予定で行われました。天候にも恵まれ、見事な景色と高山植物。岩場ではたくさんのナキウサギが出迎えてくれて子供達は大興奮。たいしたトラブルもなく無事キャンプ地にたどりつきました。
グリーンクラブ登山の目的は登ることだけでなく、山での携帯トイレの利用促進キャンペーンと事故で亡くなられた方達の慰霊のための登山です。キャンプ地では、持ってきた花をお供え黙とう。そしてキャンプをしている人達に携帯トイレを配りました。そしてテントを張ってから、いざ頂上へ。険しい岩場をなんとか登りきり、全員無事頂上に立ちました。
2012.7.12. 小梅さん
関谷牧場に、またまた新しい仲間がやってきました。仔山羊の小梅さんです。市場の知り合いで、山羊のミルクでチーズなどの加工品を作っているところから無理を言って譲ってもらいました。
生年月日は不詳ですが、小さくてかわいい声でメーメーと鳴くとまわりの犬や猫、牛や馬も興味しんしんで注目の的です。馬の恵宝とはすぐに仲良しになり、朝山羊舎から出してやると飛んで行って「おはようー ごきげんいかが?」とあいさつしているようです。
小梅さんの仕事は、芝刈り機が入れないところの草を食べて牧場をきれいにすることです。思った以上の働きぶりで、みるみるきれいになりました。来年には彼氏を見つけてきて、赤ちゃんが出来たらいいのになーと思案中です。
2012.6.23. グリーンクラブ ハイキング
トムラウシ少年グリーンクラブの恒例行事、ハイキングが関谷牧場周辺と十勝川の河原で行われました。まず牧場近辺の山菜を採るために車で林道に入って行ったところ、突然「熊だー!」という声がして、驚いて見たところなんとすぐ横の木に、子熊が登っているではありませんか。車が来たので慌てて登ったのでしょう。何人かの子が本物の熊を目撃出来てラッキーでしたが、その付近での山菜採りは中止にして帰ってきました。残念ながら写真は撮れなかったけど、ちょっと冷や汗ものでした。
ハイキングのメインは、河原での炊事です。まずは石を積んでかまどを作り、ナタで薪を割り、火を起こします。そして昔ながらの飯盒で飯を炊く。子供達も慣れたもので、上級生は火の係、下級生は調理の下ごしらえと手分けして進んでいきます。一時間程で美味しそうなカレーライスが出来上がりました。最近ではまず食べられない少しおこげのご飯と手作りカレー。みんなが力を合わせて作った料理をきれいな景色を見ながら食べる。最高に美味しかったでーす!
2012.6.10. トムラウシベアーズ
トムラウシには10年程前、ソフトボールをこよなく愛する有志が集まって、チームを作り、毎年5月から始まる新得町の大会に参加しています。その名も☆トムラウシベアーズ☆です。
戦績は2004年の夏の大会で、悲願の初優勝以来全く勝てず連敗中です。でも今年は元甲子園球児の前川君に加え、選手経験の長い校長先生、森林官の福本さんなど
大型補強で臨みました。結果は5月、6月の両大会とも初戦敗退。今一歩のところで負けてしまいました。悔しい~!
特に6月で関谷牧場を卒業する、前川君と幸ちゃんには最後の試合です。なんとしてでも勝って祝杯をあげたかったのですが・・・。 残念です。でも次につなげるためにも、帰ってから必ず反省会を行います。ジャージー牛の焼き肉と生ビールで。応援に来てくれた子供達も一緒に大いに盛り上がり、その日の試合を反省します。それって反省会でなくてただの飲み会だろー! これが一番の楽しみです。
前川君、幸ちゃん 御苦労さまでした。8月の大会、待ってるからね。
2012.6.2. トムラウシ小中学校町内会合同大運動会
今年もやってきましたトムラウシ一番の大イベント。子供から大人まで参加の大運動会です。こじか園児、小中学校児童生徒はこの日のために2週間前から練習に励み、大人達は張りきりすぎて怪我をしないようにとトレーニングを積んできました。その成果をみせる大舞台です。
当日はいい天気に恵まれ、最高のグランドコンディション。選手宣誓で始まり、子供たちは赤白、大人は白黒に分かれて決戦の火蓋が切られました。子供達と若者の徒競争、玉入れ、運命競技、綱引きそしてフォークダンス、その他盛りだくさん。午前中だけでクタクタになりました。そして昼ごはんのお弁当がトムラウシならではで、各家庭の自慢料理を持ち寄り、みんなで回しながらいただきます。
午後の一番はグリーンクラブによる鼓隊行進。小1から中3まで息の合った行進は見事でした。そしてしめは運動会の花形競技、リレーです。みんな最後の力をふりしぼり子供も大人も大接戦。疲れたけれど本当に楽しい一日でした。でも本当に楽しいのは夜、仕事が終わり次第、大人も子供も校長先生宅に集まり反省会という名目でドンチャン騒ぎが始まります。明日の仕事も、筋肉痛になるであろうということも忘れて夜遅くまで大宴会は続くのです。校長先生、ごちそうさまでしたー!
2012.5.27. 山菜採り
5月も後半になると少しずつ暖かさが増し、山の緑も鮮やかになってきました。この時期になると関谷牧場恒例の山菜採りにみんなで出かけます。まず牧場まわりにあるみつば・コンフリー・ヨモギ・イラクサを採り、軽トラの荷台に乗り合わせて少しずつ山に入って行きます。
フキ・イタドリ・エゾノリュウキンカ、みんなの大好物行者ニンニク・ウド、そして山菜の王様タラの芽と大収穫です。2時間ほどして牧場に戻り、さっそく天ぷらやおひたしにしていただきました。その旨さにはみんな大感動!この時期、この地域ならではの味。また冬の間に身体が求めていた栄養素がたっぷり詰まった山菜は絶品です。トムラウシの山の幸に感謝しつつ、冷えたビールで昼間っから盛り上がった一日でした。

2012.5.20. ビニールハウス牛舎 ネット張り
今年の北海道はなかなか春らしい陽気にならず、5月も後半になってやっと日差しがポカポカと暖かくなってきました。各牛舎では、牛達も気持ちよさそうに食っちゃ寝食っちゃ寝しています。食ってすぐ寝ると牛になるぞ~! とはよく言ったものです。
しかし1棟だけあるビニールハウス牛舎は、日差しが強いと温度が上がり過ぎ、牛達にとってはかえってストレスに。そこでこの時期、屋根に黒いネットを張って牛舎内の温度を調節してやります。若者達総出で屋根に上がり、ちょっとビビリながらの作業です。そろりそろりとネットを広げ、金具で留めていきます。2時間ほどできれいに張り上がりました。これで夏も大丈夫。雪が降る前にまたはずします。

2012.5.13. 沖縄ナイトー!
沖縄出身、前川君の実家の牧場からアグー豚肉が大量に届いたので、お隣の武藤牧場もまきこんで盛大な夕食会が行われました。
名付けて「沖縄ナイトー!」。牧場の若者たちが準備した色とりどりのレイとアロハ、オリオンビールに泡盛で大いに盛り上がりました。メニューはアグー豚のしゃぶしゃぶ、ゴーヤとソーメンチャンプルー。海ブドウに刺身に卵焼きとスパムがのったおにぎり。シメは産地直送の沖縄そばで参加者全員大満足~!酔いがまわるにつれ、沖縄民謡とBEGINの曲にあわせてカチャーシーを踊り始めました。しかしアグー豚の美味しさにはみんなびっくり。口の中でとろける旨さにまいったなー。 沖縄の前川牧場様。またよろしくお願いします。
2012.4.29. 北海道の重心ツアー
北海道の中心、「へそ」の街として有名なのは富良野ですが、10年ほど前に北方領土を入れて測り直したところ、ここトムラウシの国有林に中心点があることがわかりました。新得町では知名度アップのため「重心の町」として全国にPRしています。
トムラウシ交流館の「とむら」では、毎年この時期に歩くスキーで重心をめざすツアーを開催して好評をいただいています。雪が解けると背丈ほどの熊笹に覆われるのでスキーで行けるこの時期だけの企画です。
関谷牧場からの参加は5人。早起きして餌やりを終わらせ、いい天気の中ルンルン気分で出発です。2時間ほど歩いて最後の急斜面下に到着。そこからはスキーを担いで登ります。やっとの思いで重心に到着したのもつかの間、雪を掘って2mほど下にある重心点を掘りだしました。記念撮影後、ワインとビールで乾杯。ジャージー牛のソーセージとコンビーフなど沢山のつまみで大いに盛り上がり、下山後はトムラウシ温泉でゆっくりと疲れを癒しました。

この日一番大変だったのは、鹿児島出身のジョナサン。スキーは全く初めてで、登りはなんとか歩けたものの下りはぜんぜん滑れません。半分以上スキーを持ち、大汗かいて雪の中を走ったおかげで、体重が4kg減ったそうです。よかったねー! ジョナサン。あと2回行ったら標準体型にもどれるよ〜。
2012.4.20. ガチョ子とアヒルたち
久しぶりに関谷牧場のペット紹介コーナーです。
今回はガチョウのガチョ子とアヒルたち。
雪解けとともにあちこちに大きな水たまりができ、水鳥たちは待ってましたとばかりに柵を抜け出し、嬉しそうに、お気に入りの場所で水遊び。
時には牛や馬に「お久しぶりー」と挨拶でもしてるのか自由気ままな毎日を送っています。
そして日が長くなるせいか、ガチョ子もアヒルも卵を産み始めます。
ガチョ子の卵は大きくてニワトリの4個分ぐらいはあり、アヒルで2個分くらい。
黄身が濃くてしっかりした味わいです。一人で食べると元気モリモリ。
暑くなると産まなくなるので食べたい人は取りに来てください。ただし一人一個ですよー! 
2012.3.17. 雪原を歩く会
恒例のグリーンクラブ活動、「雪原を歩く会」 が大雪山国立公園内の国有林で行われました。
昔ながらのかんじきや、スノーシューを履いて、雪原の中で歩く体験をするという活動です。
この日の目的地は、「霞の滝」。車を降りてゆっくりと30分ぐらいの道のりです。 普段より少し足を開いて歩くので慣れるまでは歩きづらそうでしたが、そこは元気な子供達、
楽しそうに雪原の中を駆け回り、大はしゃぎ。途中熊のつめ跡がついた木を見つけたり、色々な鳥たちに
出会えたりと、トムラウシならではの貴重な体験になりました。
ぼちぼち眠っていた熊さんも目を覚ます季節です。今年は何頭と出会うかなー。出会わなくてもいいんだけどなー。

2012.3.15. 卒園・卒業おめでとう!
中学卒業は、二人。小学生はいなくて保育所こじか園は一人の卒園です。年が明けて、あっという間にもう3月。今年もこの季節がやってきました。卒業、卒園式です。
いつもながらこの地域ならではの心のこもった式典に、今年こそ泣くまいと思ってても、たくましく育った子供たちを見ているといつしか涙がこぼれてしまいました。
トムラウシからは高校に通う手段がないので、中学を卒業と同時に家から離れることになります。
寂しいけれどこれまでの先輩たちをみてると、みんな立派に力強く成長しているのでこれがトムラウシのいいところだと前向きに考えています。
式の後には町内会主催の祝う会が行われました。地域の人達みんなで盛大に祝います。
交流館の伊東シェフの美味しい料理と別れのちょっとほろ苦いお酒で楽しいひとときを過ごしました。卒業生二人。高校に行ってもトムラウシ魂を忘れるなー! 

2012.2.13. トムラウシ☆ジャージー 大幅値下げ!
好評を頂いているトムラウシ☆ジャージーですが、肉の加工工程のコストダウンを図り、なんと二千円引き!という大幅な値引きに踏切りました!!これを機会にトムラウシ☆ジャージーのファンが倍増することを祈っています!!
ご注文はこちら!
2012.1.11. ホームページ開設!

関谷牧場の公式ホームページを開設しました!
これを機会に牧場の様子を毎月お伝えして行きたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
そして・・・お待たせしました!珍しいジャージー牛(トムラウシ☆ジャージー)の肉の販売も始めました。ジューシーで柔らかく、美味しい牛肉のセット、ぜひ一度ご賞味ください。
商品のご案内![]()

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